代表取締役 鍾 少榕
経営理念

代表挨拶

野菜を通じて「食の喜びを人々の食卓へ」を指針に、野菜の持つ可能性を極め、永続的に日本の食と健康に貢献してまいります。

私が子供の頃、実家では母が様々な季節野菜を作っていて、そのお陰でいつも旬の野菜を頂く事が出来ました。そして「毎日が収穫祭」として、家族みんな一緒になって楽しんでいました。
この幼少期の家族の温かさと絆は、現在も私の心に刻まれております。

私は、「食の喜びを人々の食卓へ」との思いで、2003年、野菜を専門に取り扱う三協商事株式会社を設立しました。
創業以来、極力化学肥料や農薬を抑え、安全安心で美味しい野菜作りを根幹とする生産者と共に商品をお届けしてまいりました。

私共は、海外の生産者を主軸に栽培理念や品質を最重要視して、安全で良質な野菜をグローバル的に輸入しております。
加えて近年においては、国内栽培野菜の取り扱いも増やしています。

その理由としましては、消費者の国産志向ニーズに応えたい、また国内生産こそ、野菜の品質向上を極めることができると考えています。

<極める①鮮度感>

旬の野菜を新鮮なうちに消費者に届けることができるのは、国内生産しかありません。
三協商事は、生産者と取り組み(種選定、畑づくり、肥培設計まで参画)、収穫した野菜を最良な方法で鮮度管理し、最短の流通経路にて小売店へ提供しています。
その先の消費者に喜んでいただける商品作りは、私共の最大の責任と使命であると考えております。

<極める②土壌の力により健康で風味豊かな野菜作り>

戦後70年、科学技術の進歩と共に農業は驚異的に生産性が向上しました。ところがその反面、土壌殺菌や化学肥料の濫用が行われたことで土壌の力が逓減してしまいました。
さらには地球温暖化の影響により土の中で増加した線虫駆除についても、良質な野菜を作れない要因の一つとなっています。
最近、私が産地を周る中で嬉しいと感じたことは、農業の将来に危機感を抱き、本気で土の力を回復させ、本来の野菜作りをしたいと考える若い農業経営者が増えているということです。
彼らは、一生懸命「土」について勉強し、新しい農業手法を模索しています。私共は彼らと一緒になって、土壌の力を回復させ、良質な土壌で良質な野菜を未来に向けて作り続けてまいる所存です。

三協商事は、チャレンジ精神とイノベーティブな技術を持ち、「極める」理念に沿って会社一丸となり、永続的に、発展性のある企業を目指してまいります。

SANKYO ロゴマークの由来

三協商事株式会社

●自然との調和

食を扱っている会社としての「自然との調和・共存」を流れるようなSとS、その間のリーフ型で表しています。

●持続可能性

SS は社名の頭文字という意味だけではなく、持続可能性を意味する「サステナビリティ(Sustainability)」の意味もあります。
シンメトリーで連なる形状で、連続性・持続性を表しています。

●安心感・一体感

上下で包みこまれる形態は、安心感や、企業としての一体感を表現しています。
S とS が離れていることで逆に、目には見えない繋がり、絆を表しています。